12月に3歳の子どもと一緒に、チェコの首都プラハを訪れました。

冬のプラハは、美しいクリスマスマーケットと中世の街並みが魅力。「世界で最も美しいクリスマスマーケットの一つ」ともいわれています。

今回は2泊3日でプラハに滞在し、旧市街やプラハ城を観光したほか、世界遺産の街クトナー・ホラへも日帰りで足を延ばしました。

この記事では、実際に3歳の子どもと歩いたプラハの観光ルートやクリスマスマーケットの様子、クトナー・ホラへの日帰り旅行、子連れ旅行で感じた注意点などをご紹介します。

プラハは子連れ旅行におすすめ?

子連れおすすめ度

★★★★☆(3.5 / 5)

項目評価
街歩きのしやすさ★★★★☆
子どもの楽しさ★★★☆☆
ベビーカー★★★☆☆
食事・休憩★★★★☆

総合的には、3歳児連れでも観光しやすい街でした。

旧市街がコンパクトで、徒歩圏内に多くの見どころが集まっているため、短い滞在でも効率よく観光できます。

子連れにおすすめのポイント

  • 旧市街がコンパクトで徒歩観光しやすい
  • 大都市なので、子連れで利用しやすいお店が多い
  • 街並みがとても美しく、歩いているだけでも楽しい
  • ショッピングモールが複数あり、休憩やトイレにも困りにくい

子連れで注意したいポイント

  • 石畳が多い
  • 冬は日中でもかなり冷える
  • プラハ城までの坂道はかなり急
  • 旧市街は非常に混雑しており、ベビーカーでの移動が大変な場所もある

プラハへのアクセス・宿泊情報

クラクフを早朝に出発し、車で約5時間半かけてプラハへ向かいました。

旧市街近くのホテルは価格が高く、駐車場付きの宿泊施設も少なかったため、今回はアパートメントタイプの宿泊施設を選びました。

立地がとてもよく、旧市街の主要な観光スポットにはすべて徒歩でアクセス可能。プラハ城までも、時間はかかりますが徒歩で行くことができました。

お部屋は広くて清潔で、屋内駐車場、キッチン、冷蔵庫、洗濯機も完備。

ベルギーの自宅を出発してから、すでに6日目。たまっていた洗濯物をここでまとめて洗濯できたので、本当に助かりました。

冬のヨーロッパは乾燥しているため、2泊3日でも洗濯物はしっかり乾きました。

キッチンがあったので、スーパーでフルーツを買って切って食べたり、チキンをテイクアウトして部屋で食べたりすることも。子連れ旅行では、部屋で気兼ねなく食事ができるのはうれしいポイントでした。

Quiet Courtyard and Parking

📍Krakovská 13, プラハ, 110 00, チェコ

プラハ2泊3日のスケジュール

日程内容
1日目クリスマスマーケット・旧市街
2日目クトナーホラ日帰り・カレル橋・プラハ城
3日目チェックアウトしてザルツブルクへ

プラハ観光モデルコース

1日目:旧市街とクリスマスマーケット

プラハのクリスマスマーケット基本情報

プラハのクリスマスマーケットは、毎年11月末頃から1月上旬にかけて開催されます。クリスマスを過ぎても営業しているのがうれしいポイントでした!

なかでも最も有名なのが、旧市街の中心にある**旧市街広場(Staroměstské náměstí)**のクリスマスマーケットです。美しい歴史的建造物に囲まれた広場にクリスマスツリーが飾られ、たくさんの屋台が並びます。

クリスマス雑貨やオーナメント、チェコの伝統的な工芸品などのショッピングを楽しめるほか、ソーセージや焼き栗、ホットワインなどのグルメも味わえます。プラハの街並みとクリスマスの雰囲気を一緒に楽しめる、プラハ観光の定番スポットです。

📍開催場所

旧市街広場(Old Town Square/Staroměstské náměstí)

小規模ですが、ヴァーツラフ広場とパラディウムショッピングモールの前にも屋台が出ています。

📅開催期間

例年:11月末頃〜1月上旬

※開催期間は年によって異なります。2026〜2027年の旧市街広場のマーケットは、11月28日から2027年1月6日までの予定です。

⏰営業時間

年によって異なりますが、一般的に午前10時頃から夜まで開催されています。

💰入場料

無料

🚇アクセス

旧市街広場はプラハ中心部に位置しており、周辺の観光スポットとあわせて徒歩で観光しやすい場所です。

プラハのクリスマスマーケット巡り

私たちが訪れたのは、旧市街周辺にあるプラハの主要な3つのクリスマスマーケット。

大きなクリスマスツリーやたくさんの屋台が並び、歩いているだけでもクリスマス気分を味わえました。

プラハに到着して宿にチェックインした時点ですでに14時を過ぎていたため、少し休憩してから、15時半頃にクリスマスマーケットへ向けて出発しました。

ヴァーツラフ広場のクリスマスマーケット

まずは宿泊先から一番近い、ヴァーツラフ広場のマーケットへ。

広場の周りにはたくさんのお店が立ち並び、とてもにぎやかなショッピングストリートになっています。

通りの中央には大きなクリスマスツリーと屋台が並んでいました。

規模は比較的小さく、屋台の数もそれほど多くありませんでしたが、まだ16時頃なのにすでに暗くなり始めていて、ライトアップがとてもきれいでした

パラディウム前のクリスマスマーケット

続いて、パラディウムというショッピングモール前の広場へ。

こちらのマーケットは、ヴァーツラフ広場のものよりもさらに小規模でしたが、パラディウムのイルミネーションとマーケットがいい感じに調和していて、とてもきれいでした。

パラディウムはとても大きなショッピングモールで、数多くのお店が入っています。もちろんスーパーマーケットもありました。

我が家はここで恒例のスーパーマーケット探索をして、ミネラルウォーターや朝食などを調達しました。

旧市街広場のクリスマスマーケット

この後は、メイン会場である旧市街広場へ向かいました。

旧市街広場のマーケットは、さすがメイン会場。

圧倒的な規模と屋台の数で、たくさんの人でにぎわっていました!

広場の中央にはひときわ目立つ大きなクリスマスツリー。

その周りにはたくさんの屋台が並び、広場を囲むように建つプラハの天文時計や旧市庁舎などの美しい建物も目に入ります。

思わずため息が漏れるほどの美しさでした。

美味しそうなソーセージやお肉が焼かれていて、どの屋台も本当に美味しそう!

我が家は娘が大好きなソーセージのホットドッグと、バーベキューの串に刺さった焼き鳥のようなお肉を挟んだホットドッグを2つ購入しました。

どちらもとっても美味しかったです💛

ソーセージはうまみたっぷりでジューシー。焼き鳥のようなお肉もやわらかくて、とても美味しかったです。

中欧のソーセージって、どうしてこんなに美味しいんでしょうね?

ホットドッグのほかに、我が家の定番の焼き栗も購入しました。

クリスマスマーケットの楽しみは食べ物だけではありません。クリスマスの飾りなどの雑貨類も本当に可愛くて素敵なんです💛

事前に下調べする過程で見つけた、ドライフルーツの飾りがどうしても欲しい!ということでお目当てのお店を探していると、ついに発見!あっさり見つかりました!

この飾り、可愛いと思いませんか~~💛サイズも少しずつ違って、使っているフルーツや並べる順番も微妙に違うんです!

どれにしようか迷いに迷い、お気に入りの一つをベルギーの自宅におむかえしました。

この後は、ハヴェル市場に寄り道してお土産屋さんをいくつか見ながら、チェコの国民的キャラクターであるモグラの「クルテック」のアイテムをいくつか購入して部屋に帰りました。

プラハを訪れると街中のお土産屋さん、おもちゃ屋さんなどでこのモグラのキャラクターを目にすると思います。

我が家の娘も「可愛い!」と言ってと大喜びで、靴下・ぬいぐるみ・マグカップなどを購入しました。

子どもが楽しめたポイント

プラハのクリスマスマーケットには、観覧車などの子ども向けの乗り物は見当たりませんでした。また、ドレスデンやヴロツワフのように屋台が派手に装飾されているわけでもなかったため、小さな子どもには少し退屈だったかもしれません。しかし、娘はホットドックや焼き栗など、マーケットの食べ物が大好きなので、食べることに関しては楽しんでいました。

正直、娘はマーケット散策よりもパラディウムの中を探検していた時が一番生き生きしていて楽しそうでした(笑)プラハのクリスマスマーケットは最高に綺麗だけど大人向けかなぁ~という印象です。

プラハで食べたいスイーツ「トゥルデルニーク」

プラハの街歩きでぜひ食べてみたいスイーツが、筒状の見た目が特徴的な「トゥルデルニーク(Trdelník)」です。

クリスマスマーケットでも販売されています。

シンプルなシナモンや砂糖、ナッツなどがまぶされたものももちろん美味しいのですが、最近は中にアイスクリームやフルーツを入れ、チョコレートソースをかけたものなどもたくさんあります。

娘はこのトゥルデルニークが大好きで、プラハ滞在中に5回は食べたと思います(笑)

娘と一緒にトゥルデルニーク巡りをしたのも、良い思い出になりました。

2日目:クトナーホラ日帰り旅行・カレル橋・プラハ城

2日目は、プラハから日帰りで訪れることができるクトナー・ホラへ。朝9時ごろに宿を出発し、車で約1時間15分ほどでお目当てのセドレツ納骨堂へ到着。私たちはクトナー・ホラ市内中心には立ち寄らず、セドレツ地区のみ観光しました。専用駐車場などはなかったので、納骨堂近くに路駐する形になります。

私たちは、納骨堂から徒歩5分ほどのところに車を停めることができました。

不思議で印象に残る納骨堂と、その周辺の骸骨だらけの街。3歳の子どもと一緒に訪れたクトナー・ホラの日帰り旅行の様子をご紹介します。

セドレツ納骨堂周辺観光

セドレツ地区のメインはなんといっても、世界的にも珍しい「セドレツ納骨堂」です。

この納骨堂には、約4万人分の人骨が納められており、内部には、実際の人骨を使ったシャンデリアや装飾があり、一般的な教会とはまったく異なる独特の雰囲気が広がっています。

こちらの納骨堂は内部の写真撮影が禁止されているため写真を撮ることはできませんでしたが、人骨を大量に使ったシャンデリアや装飾の迫力は一生忘れられないものとなりました。

基本情報

名称:セドレツ納骨堂(Sedlec Ossuary)
正式名称:諸聖人墓地教会(The Cemetery Church of All Saints)
住所:Zámecká 279, Kutná Hora, Czech Republic
営業時間
・4月〜9月:9:00〜18:00
・3月・10月:9:00〜17:00
・11月〜2月:9:00〜16:00

入場料:大人220チェココルナ
セドレツ納骨堂のみのチケットはなく、聖母マリア大聖堂との共通チケットとなります。大聖堂のみのチケットは150チェコルナで販売されています。

所要時間:約30分
チケット:入場時間が指定されたチケットが必要。混雑時は入場できない場合があるため、事前予約がおすすめです。

注意事項:納骨堂内は写真撮影禁止です。また、現在は改修工事が行われており、訪問時期によって見学方法などが変更される可能性があります。

子連れで行く際のポイント

  • 半地下にあるのでベビーカーでの見学は難しく、階段を利用します。
  • 教会・納骨堂は現在も神聖な場所のため、大きな声を出さず静かに見学しましょう。
  • 見学時間は30分ほどなので、小さな子どもでも比較的回りやすいスポットです。
  • 人骨がたくさんあるため、お子さんによっては怖がる可能性もあります。

ここにある人骨は、みなかつては私たちと同じように生きていた人たちなのだと思うと、「死」というものは誰にでもいつか平等に訪れるものなのだと感じます。

「死」を意識することで、逆に「生」の尊さを感じる。

そんな不思議な気持ちになる空間でした。

内部の写真が撮れないのはとても残念でしたが、皆さんにもぜひ一度訪れて、実際に目で見て感じてほしい場所です。

納骨堂周辺の街歩き

納骨堂は思っていたよりもコンパクトで、見学はすぐに終わりました。

そこで、目の前にあるカフェで休憩することに。

こちらのカフェはこぢんまりとしているのですが雰囲気がとてもよく、なんといってもカプチーノがとても美味しかったです!

トイレもきれいで、立地もよく、子連れにはとても助かりました。

Coffeehood

📍Starosedlecká 72, 284 03 Kutná Hora 3-Sedlec, チェコ

カフェで休憩した後は、聖母マリア大聖堂までぶらぶらと街歩き。

途中でお土産屋さんをのぞいていると、なんと同じ道沿いにレゴ博物館を発見しました。

「ただのレゴショップかな?」と思い、少しだけ覗いて出るつもりだったのですが、なんと奥に有料エリアが……!

娘が「入ってみたい」というので入ってみたところ、一言でいうと……大充実のキッズプレイランドでした!

屋内と庭園に分かれていて、屋内にはレゴで自由に遊べるエリアやプレイルームが完備。

庭園には滑り台などの遊具もたくさんあり、子どもはここだけで数時間遊べそうです。

ホテルも併設されていて、宿泊もできるようでした。

博物館の隣にはカフェもあり、想像以上に充実した施設でした。

たまたま見つけた施設でしたが、知っていたらここに宿泊して一日中滞在したかったです。

この場所に長時間滞在する予定はなかったため、帰ろうとしたのですが……まだ遊びたいと言って帰りたがらない娘。

「ここをメインにすればよかったね」と思いました(笑)

聖母マリア大聖堂

納骨堂のチケットが聖母マリア大聖堂との共通券になっていたため、こちらも訪問しました。

納骨堂からは徒歩5分ほどです。

我が家はヨーロッパ在住5年目となり、その間に数多くの大聖堂を見学する機会がありました。

そのため、個人的な感想にはなりますが、こちらの大聖堂は比較的小さく、内部の装飾も控えめな印象でした。

共通チケットでなければ、正直訪問しなかったかもしれません。

大聖堂を見学した後は、再び車でプラハの宿へ戻りました。

カレル橋

クトナー・ホラから戻ってきた時点でまだ15時頃だったため、少し休憩してからプラハ市内の観光に出発しました。

前日はクリスマスマーケットを中心に旧市街を見て回ったので、この日はカレル橋を渡り、プラハ城側を観光することに。

カレル橋から見る夜景は本当にうっとりするほど美しく、言葉を失うくらい素敵でした。

願わくば、ずっと眺めていたいと思うほどの景色です。

プラハ城

カレル橋を渡って歩き続けること約20分。

プラハ城に到着しました。

カレル橋を渡り切ってからプラハ城までは、ほとんどずっと坂道。

正直、かなり大変でした💦

特にプラハ城へ向かう坂道は急で、ベビーカーを押しながら登るのはなかなかの重労働。

それでも、私のような小柄な女性でもベビーカーを押しながら登りきることができました!

そして、プラハ城からの夜景を見れば、疲れもきっと吹き飛びます。

私たちは今回は外観を眺めながら散策しただけで、内部には入場しませんでした。

歴史を感じる壮大な建築物。

そして、プラハ城の周辺は小さな街のようになっていて、歩いているだけでも楽しい場所でした。

息をのむほど綺麗な景色を見ながら、40分ほどかけて徒歩で宿まで帰ります。

最後の夜はチェコ料理

この日はプラハ最後の夜ということで、宿の近くにあるチェコ料理のレストランに入りました。

定番のグラーシュ、クネドリーキ、リゼクをいただきました。

グラーシュは美味しかったのですが、少し味が濃く、子ども向けではなさそうな印象。

クネドリーキは、少し変わった食感の蒸しパンのような感じでした。

リゼクはチェコ版のシュニッツェルで、これは普通に美味しい!

チェコ料理がどのようなものなのかを実際に味わうことができて、満足でした。

Bohemia Goose

📍Vodičkova 682/20, 110 00 Nové Město, チェコ

3日目:チェックアウトしてザルツブルクへ

この日は早めに宿をチェックアウトし、次の目的地へ向かいます。

ザルツブルクは過去に旅行したことがあるため、今回はハルシュタットへ行くための拠点として立ち寄りました。

過去のザルツブルク旅行記もアップする予定なので、ぜひご覧ください!

プラハ旅行まとめ|3歳子連れで楽しむ世界遺産の街

3歳の子どもと訪れたプラハは、歴史ある美しい街並みを楽しみながら、街歩きやグルメも満喫できる魅力的な街でした。

特に冬は美しいクリスマスマーケットが開催され、街全体がロマンティックな雰囲気に包まれるためおすすめです。

カレル橋や旧市街広場など、プラハを代表する観光スポットは比較的近い距離にまとまっているため、子連れでも無理のない範囲で観光を楽しめました。

一方で、石畳が多く、旧市街中心部は非常に混雑しているため、ベビーカーでの移動が大変な場所もあります。

特にプラハ城へ向かう際は坂道が続くため、ベビーカーで訪れる場合は少し覚悟が必要です。

チェコ料理は美味しかったのですが、味はやや濃いめ。中心部のレストランは観光地価格で、少し高めに感じました。

美しい街並みを歩きながら、チェコの伝統的なスイーツ「トゥルデルニーク」を食べるのも、プラハ旅行の楽しみのひとつです。

お店によって味や選べるトッピングが異なるので、食べ比べてみるのもおすすめ。

焼きたてのトゥルデルニークは本当に美味しいので、ぜひいろいろなお店で食べてみてください!

歴史的な建物や美しい景色だけでなく、街歩きそのものを楽しめるプラハ。

子連れ旅行先としてもおすすめの街でした。

プラハは、クリスマスマーケットを楽しみたい人、歴史的な街並みを楽しみたい人はもちろん、子どもと一緒に街歩きを楽しみたい人にもおすすめの旅行先です。

3歳の子どもとの旅行では、すべての観光スポットをじっくり見て回ることはできませんでした。

それでも、美しい街並みを歩いたり、トゥルデルニークを食べたりしながら、家族でプラハの街を楽しむことができました。

子連れでのプラハ旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです😊